「クッキー」と言ってもお菓子のクッキーの話ではない。
インターネット通販で買い物する時、過去に入力した個人情報などが簡単にでてくる事はないだろうか?
これは「Cookie(クッキー)」という機能が働いているからだ。
特にインターネット通販のように同じサイトに繰り返し訪問すると利用者側のパソコンに情報が保存されることになる。
一見便利なように思えるが、他人のパソコンやインターネットカフェ等で記録されることには少々問題がある。
ちなみにインターネット通販のショッピングカート機能はこのクッキーの機能を利用している。
買い物をしながらいろいろなページにアクセスしてもショッピングカートの中身が消えないのはパソコン側に記録しているからだ。
またインターネットで過去に検索して閲覧したサイトを再び検索すると文字色が紫色に変わっている事がある。
検索している人にとっては非常に便利だ。
だが例えば家族全員で使っているパソコンでアダルトサイトへの閲覧履歴が残ってしまったらどうだろうか?
どちらもブラウザ(インターネット閲覧ソフト)側のユーザビリティ(使用者の利便性)を考慮しているものだが、少々、利用者側のコントロールが必要になる。
マイクロソフトのIE(インターネットエクスプローラー)であれば「ツール」-「インターネットオプション」-「閲覧の履歴」とクリックして、「インターネット一時ファイル、、、」と「クッキー、、」と「履歴」にチェックをいれて消す事が可能である。
インターネットを閲覧していると閲覧したサイトが一時ファイルに保管されていく。
これを「キャッシュ機能」という。
これも消すことによりインターネットのスピードも若干向上する可能性がある。
グーグルクロムをお使いの方は検索窓右側にある「点三つ」をクリックして「その他のツール」-「閲覧履歴を消去」をクリックすると同じように「Cookieと他のサイトデータ」、「キャッシュされた画像とファイル」にチェックをいれてデータを消去する事は可能だ。
作業は非常に簡単だ。
だが先ほどから言っているように必要な情報に消えることになる。
この作業に関しては個人の責任において行って欲しい。
どうしても保存しておきたいサイトは「お気に入り」に入れておく事だ。
ただしアダルトサイトや人に見られたくないサイトのお気に入り設定については要注意が必要だ。
第三者が見る可能性があるパソコンではやめておいたほうが無難だろう。