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シニアのための現代用語備忘録

エトセトラ

加熱式たばことは

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煙草をやめてから久しい。

確か29歳の時だったと思うがたばこをやめて本当に良かったと思っている。

自分が若い頃は麻雀のリーチのたびにたばこに火をつけていた。

一日三箱なんて時もあった。

 

健康問題もさることながら学生の頃からしっかり納税していた事になる。

今では道の前を行く人のたばこの煙が気になってしょうがない。

それでも歩行喫煙自体がかなり減ったと思う。

 

 

煙草を吸われている方にはかなり肩身の狭い世の中になったと思う。

でもたばこをやめるに遅すぎることは今日からで禁煙したら健康的な毎日が待っている。

 

そもそも何故たばこにこだわるのか?

これはたばこを一度も吸ったことがない人にとっては永遠の疑問だと思う。

僅か数年だったが喫煙経験のある自分から言わせていただくと本当に美味しいと思う一服は食後だけだった様な気がする。

後はほぼ惰性だ。

 

またビジネスにおいては「ツール」としての機能があったと思われる。

昔は商談の場にも平気で灰皿が置いてあった。

価格交渉で暗礁に乗り上げたら一服して間を置く。

 

商談が成立したら一緒にたばこに火をつけて商談成立を祝うといった具合だ。

ただその一服も美味しいのかと言えばそれほどさほど美味しくない。

気がつけば髪の毛や服はたばこの臭いが残っているだけだ。

 

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昨今、巷では「加熱式たばこ」が流行っている。

「加熱式たばこ」はたばこを燃焼させるのでなく、加熱することにより喫煙ができる優れものだ。

煙はです蒸気を代替えとして発生させている。

 

日本ではアメリカのフィリップ・モリス・インターナショナル(PMI)が「アイコス」、英ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)が「グロー」、そして日本たばこ産業(JT)の「プルーム・テック」が発売されている。

実をいうと加熱式たばこ市場では日本が世界を先行しているのだ。

残念ながあまり誇れる事でない。

 

というのもこの「加熱式たばこ」は紙たばこに比べて健康的なイメージが先行しているが、ニコチンを気化させて体内にいれている事には変わりはない。

また当初、受動喫煙がないとされていた「加熱式たばこ」にもそのリスクが報告されている。

ということは煙がでなくでも今後、喫煙場所が無くなることはあっても増えることは無さそうだ。

 

「百害あって一利」無というと喫煙者が「一利はある」と反論する。

ただまわりの人に迷惑をかけて一利があるかは甚だ疑問である。

 

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