まもなくFIFAワールドカップロシア大会が始まる。
このところ世界情勢がめまぐるしく変わっているのであまり意識していなかった。
期間は6月14日から7月15日で、意外にも東ヨーロッパ(もちろんロシア)では初の開催だ。
そういえば日本も直前でバヒド・ハリルホジッチ監督が解任されてこちらは訴訟問題に発展しそうな状況だ。
参加国はロシア、フランス、スウェーデン、ポルトガル、スイス、ドイツ、セルビア、ポーランド、デンマーク、イングランド、スペイン、ベルギー、アイスランド、クロアチア、ブラジル、ウルグアイ、アルゼンチン、コロンビア、ペルー、チュニジア、ナイジェリア、モロッコ、セネガル、エジプト、イラン、日本、韓国、サウジアラビア、メキシコ、コスタリカ、パナマの32ヶ国。
意外だけどオランダ、アメリカなどの常連国は今回予選敗退している。
現実的には地域のくくりがなければ日本や韓国などのアジア勢よりも格上のところだけに、不満があるだろうと思う。
ちなみに今回のロシア大会は第21回大会だ。
ワールドカップも4年に一回だから84年の歴史がある。
日本はこのところアジアでは常連になっているが、出始めたのがフランス大会だからまだ20年の歴史しかない。
ワールドカップの開催国を挙げてみるとその力関係が良くわかる。
ブラジル、フランス、イタリア、ドイツ、メキシコが二回開催されている。(ブラジルは今大会含む。ドイツは旧西ドイツ大会含む)
そしてウルグアイ、スイス、スウェ―デン、チリ、イングランド、アメリカ、日本などが一回開催している。
明らかにサッカー文化が古くから根付いている国のお祭りなのだ。
オリンピックの開催には経済力が必須だ。
でもワールドカップはオリンピックと違い経済的な側面より、サッカーの人気度合によって開催国が選ばれているような気がする。
何故ならば大型のサッカースタジアムを複数作ってもその後の採算性が担保されるからだ。
平昌などが作った競技場の今後の使い道に頭を痛めているのとは対照的だ。
実をいうと今回の日本チームにはあまり期待していない。
直前で監督が変わったこともあるが、これぞという選手がいない事もある。
とはいえいざ始まってしまえばテレビにくぎ付けになるのがサッカー。
さあワールドカップが始まる!