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浜岡原発の危険性

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ヤフーの地図を開いて静岡県の御前崎を探し出す。

伊豆半島に向かって突き出た角ともいえる御前崎を探しだすのに時間は要らないと思う。

ふと知らない間に「御前崎市」なる自治体でできていて驚いた方もいるだろう。

平成の大合併により2004年に榛原郡御前崎町と小笠郡浜岡町が合併して市制施行されたものだ。

この旧の浜岡町に世界一危険と言われる浜岡原発がある。

もちろん現在は運転していないが、廃炉の予定もない。

一説には大量の電力を必要とする中央リニア新幹線向けの電力供給のために作られたという。

そうなるとりニアが開業するまでには運転の可能性も否めない。

さてこの浜岡原発は世界でもっとも危険な原子力発電所と言われている。

そうそれはその立地だ。

東海地震の危険性が叫ばれて久しい。

最近ではより広範囲の「東南海地震」、「南海地震」との連動も危惧されている。

そんな危険なところに作られた原発だけに東日本大震災の状況を考慮して2011年に運転を停止している。

ところがこの原発は廃炉に向かうかと思いきや津波を防止する防波堤の高さを議論している。

という事は国は将来的にはこの原発の再開をやる気まんまんというわけだ。

ここに原発問題の本質があるような気がする。

要は一度動きだすと止まれないという事だ。方向変換するにはあまりにも投資をし過ぎてしまった。

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よく原発は他の発電装置に比べてランニングコストが安いと言われるが、そこに至るまでの研究費用やまた一旦事故を起こした場合の事後処理のコスト費用は従来の発電装置と比べようもない。

皆さんもまたその費用を負担している事から容易に理解できるのではないか?

浜岡原発にはこの他にも問題点がある。

それはその立地する「砂地」のもろさである。

いくら原発のために高い防波堤を立てても波が流れ込み砂を流してしまったら元も子もなくなるのだ。

そしてもっとも恐ろしい事実。

それは北半球においては暗黙の了解で大都市の南西には原発を作らないという話がある。

偏西風が吹いているため、事故があった時に北東にある大都市に被害がでるからだ。

大都市とはもちろん「東京」のことを指している。

一説には浜岡原発でメルトダウンによる放射能漏れ事故が発生した場合東京で200万人の死者がでるとの予測もあるようだが、これはわからない。

問題は実被害もさることながら世界一のGDPを誇る東京都市圏が経済的に崩壊する事だ。

世界の主要企業の東京支店も一斉に他のアジアの都市に移るだろう。

東京の没落は日本としての没落でもある。

自分はいたずらに原発を否定するつもりはない。

ただし最悪の最悪の場合を想定するのが国としての責任だと思う。

原発が再度、人災にならない事を祈るだけだ。

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