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シニアのための現代用語備忘録

政治・経済

企業城下町とは

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ひとつの企業がその地域の雇用を支える規模になっている例は事かかない。

一般にこの手の街を企業城下町という。

一例をあげてみると北海道苫小牧市-王子製紙、秋田県にかほ市-TDK、福島県会津若松市-富士通、茨城県日立市-日立製作所、茨城県鹿嶋市-新日鐵住金、群馬県太田市-SUBARU、千葉県野田市-キッコーマン、東京都府中市-東芝、東京都日野市-日野自動車、神奈川県南足柄市-富士フイルム、石川県小松市-小松製作所、富山県黒部市-YKK、長野県諏訪市-セイコーエプソン、静岡県浜松市-ヤマハ、愛知県豊田市-トヨタ自動車、三重県鈴鹿市-本田技研工業、大阪府池田市-ダイハツ工業、大阪府門真市-パナソニック、滋賀県大津市-東レ、岡山県倉敷市-三菱自動車、広島県福山市-JFEスチール、広島県府中町-マツダ、山口県宇部市-宇部興産、徳島県鳴門市-大塚製薬、愛媛県四国中央市-大王製紙、福岡県久留米市-ブリヂストン、宮崎県延岡市-旭化成などなどそうそうたる企業が城下町を形成している。

なかでも群馬県太田市にはスバル町なる地名が、また豊田市はもともと挙母市(ころもし)として市制をしいていたが、市内に本社をおくトヨタ自動車から1959年に豊田市に改名している。

地名にまで影響を及ぼす様になると正に企業城下町だと思う。

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創業の地なるところが企業城下町には多いが経営者の出身地というのも多い。

例えばカセットテープで一斉を風靡したTDKの前身は「東京電気化学工業株式会社(TDKは各頭文字のアルファベットを取ったもの)」と東京が創業の地だ。

秋田県にかほ市にTDKの創業者、齋藤憲三の出身地に工場を作り、現在ではTDKの一大生産拠点となっている。

創業者が故郷に錦を飾った形だ。

企業城下町にはその企業から莫大な法人税が落ちるし、また地域の雇用を産んでくれるので行政側としても何がなんでも引き留めたい。

広島市を地図で見ると広島駅の東側にポツンと飛び地が抜けているのがわかる。

ここは自動車メーカーであるマツダの本社がある広島県府中町である。

この町はまわりが広島市に囲まれようと広島市との合併は実施しない。

というよりも実施する必要がないのだ。

マツダの法人税により潤沢な歳入があるため単独町制でも問題ないからだ。

広島市のベッドタウンとして人口は5万人を超えいつでも単独市制に移行できる状態にあるが、未だ未定の様だ。

ちなみに広島県内には、同じ名前の府中市が存在する。(こちらは人口がおよそ39、000人)

さすがに同県内に同じ市名は使えない。

これが市制に移行しない理由なのかもしれない。

企業城下町それは規模が小さくても政令指定都市クラスと対等にやりあえる力も持てる。

ある意味本当の城下町なのかもしれない。

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