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東川町に移住

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総務省によると2016年10月1日現在の日本国内において、人口が増加している県は僅か7県(東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、愛知県、福岡県、沖縄県)だ。

全体のパイが減っているわけだから、後は人口の奪いあいになるのはやむを得ない。

ただこれを自治体レベルまで落としていくと話はちょっと変わってくる。

特に札幌一極集中が進む北海道においても少なからず人口を増やしている自治体がある。

倶知安町については別の記事でも触れたが外国人のパウダースノー人気の影響でちょっとしたバブル状態になっている。

ただその倶知安町も位置でいえば比較的札幌に近いが、特に過疎化が進んでいる道北地域で人口を増加させている町がある。

それが「東川町」だ。ほとんどの方がこの「東川町」の場所がピンとこないだろう。

旭川市の南東から有名な旭岳のすそ野に広がる町だ。

旭川空港の北東に北海道特有の碁盤の目の町の中心部が広がる。

単的にみて旭川へ生活の基盤を依存している位置関係だ。

旭川市は道内二番目の人口を有し道北の中心的な役割を果たしているが御多分にもれず人口減少が甚だしい。

ところがこの東川町をはじめ旭川市に隣接する東神楽町と鷹栖町は人口が増えているのだ。(道北の自治体としてこの3町のみ)

たぶんに旭川市民の流出が予想される。

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では北海道で唯一上水道がないこの東川町が移住者を増やす事ができたのであろう?

例えば人口減少が止まらない自治体は永住を条件に古民家を安く貸し出したり、また子供に補助金を出すなど涙ぐましい努力をしているが、何故か結果がでていない。

自分が思うに人が永住を決めうる条件に「都会にはない自然の中の暮らし」もあると思うが、やはり生活を糧を得るために産業の有無がまずカウントされると思う。

そしてこれが重要で、都会へのアクセスだ。

人間というのは不思議な生き物で都会に住む人に限って田舎の風景に憧れる。

田舎に住む人も時々は都会の伊吹が感じたいのだ。

だから都会へのアクセスは重要なキーワードだ。

さてこの東川町は農業主体の町かと思いきやちょっと違う。

木工業が盛んで全国的に有名な「旭川家具」の生産の30%を占めているという。

その関係で大雪山国立公園に向かう店先には独自の木彫看板がかけられ各店の特徴を表現している。

町全体がウッディなテーマ性を持たせているのだ。

また旭川から羽田には一日8往復の就航数を誇る。

いざとなれば東京には日帰りで行ってくることもできるのだ。

東川町の移住増はその「地の利」にあったのかもしれない。

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