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政治・経済

参議院の解散

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2017年は不倫疑惑報道の当たり年だった。

なかでも元アイドルの参議院議員の不倫は記憶に新しいところだ。

妻子がいた相手方の男性は現在、かなり追い込まれている様だけど、女性側の参議院議員は何もなかった様に暮らしているのが対象的だ。

さて不倫疑惑に関して記事にするのは当ブログのポリシーに反するのでここでは控えるが、気になるのが国民の税金で仕事をさせてもらっている国会議員がこれだけの反社会行為(と言っても刑事的には何も罪にはならないが)を行って何も懲罰が無いという事だ。

もちろんマスコミなどに追いかけられて、それなりの社会的制裁を受けて、「禊を済ませた」と本人は思っているかもしれないけれど、国民は納得していない。

本人が辞めないなら選挙で落とすまでと思うのは国民の感情だけど、世の中はそんなにうまくいかない。

衆議院に解散があるけど、参議院には解散が無いからだ。

そもそも参議院に予算の最終決定権がない反面、衆議院の解散した場合の国会運営の代役としての存在価値がある。

だから参議院議員はしっかりと6年間の任期を全うする事になる。(ただし参議院は三年ごとに半分の入れ替え選挙がある)

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ということで、この元アイドル女性参議院議員は最低でもあと5年は議員として仕事ができる事になる。

芸能人としてある程度の知名度を得ると参議院議員になる図式の根本的な理由がここにあるわけだ。

国会は今、相変わらず「モリカケ問題」で空転中だ。

この参議院のスキャンダルの話なんかどこかに飛んで行ってしまった。

政治家だって人間だから「聖人君子」ではないと思うけど、いくら罪にならなくても国民の期待を裏切るような行為があれば、それを律する事は必要だ。

解散がないなら「辞職勧告」に値するような条例を決めないと、同じような事が続くと思う。

「先生と言われるほどの馬鹿でなし」ではないが先生と呼ばれ始めると、人間はつい自分中心に世界が回っていると思いがちだ。

どうだろう、先生と呼ばれる職種で問題を起しやすいのは政治家と学校の先生のような気がするが、これは自分の思い過ごしだろうか?

医者と弁護士が問題を起さないのは、その地位に着くまでに相当の苦労をしているから、損得勘定が働くような気がする。

「民主主義」とはいった誰のためのものなのか?

有権者が今一度考える必要性がある。

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