イチローが2015年から在籍していたメジャーリーグのマイアミマーリンズの本拠地としても有名だ。
ところが現代の女子高生をはじめとする若い女子にとっては、意味がちょっと変わってくる。
ツイッターなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)においてのサービスからの離脱を意味するようだ。
この場合の離脱の要因は、ずばり「入浴」。
”お風呂に入るから離脱するね”と言う意味らしい。
まあ「あけおめ(明けましておめでとう)」や「ことよろ(今年もよろしく)」
などに準ずる短縮形を考えれば難しいことはない。
昔のポケベルは文字数を節約するために、短縮文字や絵文字が流向したような気がするけど、この「フロリダ」は離脱に関する理由を説明するのを防ぐための言葉のような気がする。
確かにいきなり「離脱する」といえば、「なぜ?」とか「どこへ行く?」とか質問が並ぶだろうし、それをいちいち対応するのはかなり煩わしい。
そもそもその煩わしいネットワークに入り込む理由はシニアにはわからないのだが、でもそれだけ、現代の若い女性はSNSの呪縛に捕らわれていることになる。
フロリダと宣言することよりSNSから一時的に開放されているんだろうね。
でもそうなると、この「リダ」という言葉は応用が効くような気もする。
「メシリダ(食事中」や「トイリダ(トイレ中)」などだけど、それはシニアの発想なのかもしれない。
食事中やトイレの最中も現代の若者はSNSから離脱することを許してくれないのかもしれない。
そう言えば、昔から女性の長電話は有名だ。
果たしてそこまでよくネタが続くなと感心した事がある。
女性はコミュニケーションをする事でストレスを癒しているのかもしれない。
昔、ある話を聞いて納得した事があった。
女性は子供が出来た時から、そのママ友には目上や目下でも「ため口」をするそうだ。
仮に高齢出産の母親でも敬語は使わない。
ある意味それはその年配の先輩に対する心遣いだとも言える。
そのため口が女性達の究極のストレス発散になっているのではないのかな?
男性達のストレスの発散の場である同僚との酒盛りでも上司に対する敬語は忘れない。
男性は勤めている間は、この縦社会の呪縛から解かれる事はない。
だからリタイア後の居場所がなくなるとか?なかなか鋭いところをついていると実感した。